開催趣旨
原子力/放射線の平和利用で国際貢献する日本
日本の原子力/放射線の平和利用貢献が子のシンポジウムでわかる!
RCA国内対応委員会シンポジウムを令和元年(2019年)11月11日、東京大学山上会館にて開催させていただくことになりました。
IAEAのRCAは,「原子力科学技術に関する研究,開発及び訓練のための地域協力協定」(Regional Cooperative Agreement for Research, Development and Training Related to Nuclear Science and
Technology)の略称です。RCAは,IAEAの活動の一環として,アジア・太平洋地域の開発途上国を対象として、締約国間の相互協力及びIAEAとの協力により,適当な締約国内の機関を通じて,原子力科学技術に関する共同の研究,開発及び技術移転を促進することを目的として活動しています。
我が国では外務省が対応機関として、量子科学技術研究開発機構,群馬大学,日本原子力研究開発機構,農業・食品産業技術総合研究機構等の教育、研究機関が参加して技術供与を中心に協力しています。
2018/2019年サイクルで実施されているRCAのプロジェクトは,4分野であり,
(1)農業:放射線育種,食品照射等、
(2)保健・医療:がんの放射線治療,核医学診断等、
(3)環境:海洋モニタリング,地下水分析等、
(4)工業:放射線加工による材料加工・開発、です。
我が国は全ての分野のプロジェクトに専門家を派遣し,アジア・太平洋地域における原子力の平和的利用の促進に積極的に貢献しています。
本シンポジウムは、我が国の参加団体の皆様が日本を代表するボランティアとしてIAEA/RCA活動を通して、アジア・太平洋地域における原子力の平和的利用の促進に積極的に貢献している現状を国民の各層の皆様にご紹介し、国民のご理解とご支援を頂き、更なる国際貢献に向けて活動する団体ならびに参加者を支援したいと考えて企画しました。
主 催:認定特定非営利活動法人放射線医療国際協力推進機構
共 催:外務省
後 援:内閣府、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、
国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構、
一般社団法人日本原子力産業協会
協 賛:株式会社千代田テクノル